こんにちは、みずきちです。
ダイエットに欠かせない有酸素運動、代表的なものはランニングと水泳でしょう。
実はこの2つの消費カロリーを比較するとそんなに差はありません。
そうなると、すぐに始められるランニングの方がダイエットには向いていると言えそうです。
実際、お金をかけずに脂肪を落とすならランニングの方がおすすめです。
しかし、水泳に期待できる効果は「太りにくい身体作り」「姿勢の改善による印象UP」「筋力向上による引き締め効果」など単純な体重減以外にもあります。
体重だけを落としても引き締まった理想の見た目にはなかなかなれないものです。
それなら、身体を引き締め見た目を良くしながら、体重も落とせる水泳のメリットを感じられるのではないでしょうか。
今回は水泳について様々なメリットと、気をつけなければいけないデメリットも紹介していきます。
・ダイエットに運動を取り入れようと考えている人
・水泳に興味がある人
・引き締まった身体を手に入れたい人
水泳をしようと思ってもなかなか環境がないという人は公営ジムを調べてみましょう。
家との距離が問題ですが、プールが併設されていれば1回数百円で利用できるのでコスパはかなりおススメです。
その他、様々なジムに通うことでプールにも手軽に通えるので下記のジムの種類を紹介した記事も参考にしてください。
水着の準備やタオル、プールまでの移動などハードルが高そうに見える水泳ですが、意外と人気が高いのも事実。
では、そのダイエット効果を解説していきます。

水泳の消費カロリーはランニングと大差ない
ダイエットのスポーツとして水泳とよく比較されるのはランニングです。
水泳は先ほど書いたとおり、場所が限られ準備も様々必要ですが、反対にランニングは外に出ればいつでもできる手軽さがあります。
では、実際にこの2つを消費カロリーで比べるとどちらが効率がいいのでしょうか。
運動強度(METs)という数値で比較をしたいと思います。
この数値と体重(kg)をかけ算すると1時間あたりの消費カロリーをだいたい知ることができるので比較がしやすい数値です。
水泳は種目によっても大きな差が生まれるので、水中歩行も含めて比較してみましょう。
・ウオーキング→3.8(1時間の消費カロリー190kcal)
・水中ウオーキング→4.0(1時間の消費カロリー200kcal)
・クロール(ゆっくり)→8.0(1時間の消費カロリー400kcal)
・ランニング(ゆっくり)→8.0(1時間の消費カロリー400kcal)
・平泳ぎ→10.0(1時間の消費カロリー500kcal)
・ランニング(はやめ)→10.0(1時間の消費カロリー500kcal)
・バタフライ→11.0(1時間の消費カロリー550kcal)
・クロール(はやめ)→11.0(1時間の消費カロリー550kcal)
・ランニング(階段)→15.0(1時間の消費カロリー750kcal)
比べてみると確かにやや水泳の方が高い気もしますが、そこまで高いという印象はないのでないでしょうか?
実際に行う際に早いペースでいきなり行うことはないから、平泳ぎは消費カロリー的には優秀ですが、言うほどランニングと大差はありません。
これならば、わざわざお金をかけて水泳をするよりは、家の近くをランニングした方がよさそうに思えます。
水泳の効果は体重減少以外にたくさんある
では、水泳で得られるダイエット効果は消費カロリーだけかというと実はそうではありません。
そして、それこそが水泳をダイエットに取り入れるメリットとなってくるのです。
水泳の最大のメリットは有酸素運動の要素と無酸素運動の要素を併せ持っていることです。
水の抵抗がある中を動くので自然と筋肉がついていくことで基礎代謝の向上や身体の引き締め効果が期待できます。
基礎代謝とは普通に生活していて消費するカロリー量で、これが上がれば痩せやすい身体になるのでリバウンドなどの心配もありません。
身体の筋肉がつくとただ痩せるだけだと弛みやすい身体に張りをつけてくれます。
全身の筋肉を満遍なく鍛えられるだけでなく、体幹強化にもつながるので姿勢の改善などの効果も期待できます。
なので、体重減少だけだと分からない見た目の変化が期待できる点も水泳の良い点です。
そのほかにも、水圧により血流がよくなるためむくみの改善や体温が低下することで内臓の消費カロリーが増えたりという効果もあります。
消費カロリーだけに注目して脂肪を燃やすことを意識するとランニングと大差ない水泳ですが、全身のボディメイクを意識すると水泳は大きなメリットをあなたにもたらしてくれます。
ダイエット以外にもメリットがたくさんある水泳
ダイエットという点だけに注目するだけでも先に書いたとおりメリットの多い水泳ですが、そのほかにもメリットがあるので紹介しておきます。
まずは現代人の多くの人が悩む肩こりに効果があります。
平泳ぎやクロールの動きをイメージしてもらえるとわかりますが、肩周りの筋肉を動かすので血流の改善から肩こりの改善が期待されます。
普段なかなか肩を動かすことのないことが肩こりの原因と多くを占めています。
水泳をすることで無理なく肩を動かすことで肩こりの悩みを吹き飛ばしましょう。
また、水泳には風邪の予防にも効果があります。
水中にいることで体温が低下するため、身体が抵抗力を高めようと動くことで風邪に強い身体ができあがっていきます。
季節の変わり目などに体調を崩すことの多い人には継続的な水泳をおすすめします。
その他、水泳では手足をリズムよく動かすため、脳の活性化にも効果が見込めます。
水中では浮力により筋肉が弛緩するため、水中に浮かんでいるだけでストレス解消にも効果があるなど本当にたくさんのメリットが存在します。
もし、ダイエットだけでなく上記のような肩こり・体調・ストレスなどの悩みを抱えている人は水泳をすることで改善していくことができるかもしれません。
水泳の最大のデメリット、髪のケアは忘れずに!
メリットが多く存在することを取り上げてきました水泳ですが、当然デメリットも存在します。
まずは、最初に述べた場所の問題や水着等の準備にお金がかかること。
無料でできるランニングと比べるとやはりハードルは上がってしまいます。
ただ、最大限費用を抑えれば決して高額にならずに多くのメリットが得られることは間違いありません。
変に高額なジムに通ったり、ダイエット器具を買うことを考えると圧倒的にコスパは良いはずです。
その他、水泳のデメリットとして挙げられるのが髪へのダメージです。
ご存じの方もいるかもしれませんが、プールには消毒のために大量の塩素が含まれています。
これは法律で決まっていることなので、衛生面を考えても入っていた方がいいのですが、髪のことを考えると少し気になるところです。
この塩素は髪のキューティクルを広げてしまうため、そのまま放置してしまうとギシギシの髪になってしまうのです。
ダイエットを志す人の多くは見た目の改善が目的かと思いますが、せっかく体型を魅力的にしても髪がダメージヘアでは台無しでしょう!
この塩素の対策としてはまずは、水泳の前に髪をしっかりと濡らして水分を含ませることが大事です。
乾いた髪のままプールに入ると塩素の含まれた水を大量に髪が吸収してしまうからです。
しっかりと普通の水で髪を満たしてからプールに入るようにしましょう。
また、水泳キャップに髪をしっかりと入れることも大切です。
特に水をあまり通さない材質の水泳キャップを使うことや二重にキャップをかぶることも効果的です。
そして、最後に水泳後の髪のケアを忘れてはいけません。
塩素によって髪はアルカリ性になっているので、そのまま放置はもっての外!!
髪をしっかりと中性に戻すようにしっかりと塩素を洗い流して運動を終えるようにしてください。
塩素除去のシャンプーなんかもおすすめです。
髪が一度ダメージヘアになってしまうと元に戻すのは大変です。
面倒と思わずに塩素対策をしっかりと行うことで楽しい水泳ライフを送りましょう。
コメント